熱中症について

  • 2017年07月1日

 今回は熱中症についてお話したいと思います。
 熱中症とは、身体の中に熱がこもり、顔のほてりや発熱、だるさや吐き気、けいれんなどを引き起こす症状をいいます。

 熱中症の原因は、体内にこもった熱をうまく処理、調節できないことです。
 人間は、暑い環境に身を置くと、体内の温度を一定に保つために、汗をかいて体外に熱を逃がそうと働きます。

 しかし、この体温をうまく調節できない人や、普段汗をまったくかかない人は、体内に熱がこもってしまい、熱中症となってしまうのですね。

 具体的には、クーラーのきいた室内ばかりに居て、ほとんど外に出ない人や、普段汗をまったくかかない人などが熱中症になりやすく、要注意です。
 こういう人は、急激な温度の変化に対応出来ないのです。

 熱い地方や砂漠の地域に住む人々が熱中症になることはほとんどありません。
 この地域の人々にとっては、水は大変貴重ですので、水分補給も頻繁にしません。
 ですが、熱中症にはなりません。

 この地域の人々は、うまく体温調節ができる体質だからです。
 適度な補給なら構いませんが、水分の多量摂取は心臓の負担になり、かえって体力を消耗します。
 それよりも、普段から多少の汗をかいて、温度の変化に対応できる体質を作ることがとても大切です。

 一日中、クーラーのきいた所で過ごすのではなく、たまには外の空気に触れて、体温を外気温に慣れさせることが重要です。

 熱中症の予防として、漢方薬の“防風通聖散”をお勧めします。
 こちらの薬は、体内にこもった熱を外に排出し、皮膚表面の冷えを改善します。

 以下のページから購入できます。
 
 http://iyasitogenki.cart.fc2.com/ca2/135/p1-r-s/

 錠剤はこちら

 http://iyasitogenki.cart.fc2.com/ca3/139/p1-r-s/

 ただし、虚弱で下痢を起こしやすい人は飲めませんので注意してください。

ページトップへ