糖質について…その2

  • 2016年10月2日

 前回は砂糖の害についてお話しました。

 今回は糖分の上手な摂り方についてお話したいと思います。
 糖分は何も砂糖だけではありません。

 米、小麦、根菜類、芋類、粟、果実などなど、いわゆる穀物を中心に様々なものから摂ることが出来ます。

 砂糖のような精製されたものから摂取するのではなく、より自然に近い状態で摂取した方が、人体にとって有益です。

 たとえば、角砂糖から糖分を摂るよりも、果物やおにぎりを食べて、糖分を摂取する方が、はるかに体内で有効利用されます。

 白米は精製されたものですから、玄米の方がより自然に近い状態です。
 玄米は、糖分以外にも、ビタミン、ミネラル、繊維質が多く含まれ、完全燃焼されて、代謝産物が残りません。

 このように、人間の手が加わっていない、より自然に近い状態がやはり身体にいいのですね。

 無農薬、有機栽培の野菜が身体に良いのは誰でも知っていますが、なぜ身体に良いのかを考えてみてください。

 結局、農薬を使ったり、品種改良したりすることは、自然に反した行いだということです。自然でない、つまり不自然なのですね。

 農薬入りの野菜は、本来の自然界には存在しません。
 不自然なものが体内に入るから、悪影響を及ぼすのです。

 人間も含めたすべての生命活動は、大自然の営みの中で行われています。
 その自然に反する生き方、間違った生き方をしたとき、自然には口がありませんから、“病気”という形で我々に伝えているのですね。

ページトップへ