うつ病
最近はうつ病の患者さんが急増しています。
それに伴って、新薬も次々と開発され、氾濫状態といっても過言ではありません。
裏話ですが、こういったうつ病の薬は値段も高く、利益が出るのです。うつ病市場の拡大によって、製薬メーカーがかなり儲けたという話は、業界では有名です。
中には、抱えきれないほど何種類もの薬を飲んでいる人がいます。
見ていて薬だけで、お腹がふくれてしまうのではと心配になります。
当然のごとく、西洋薬は対症療法であって、一時的な症状の改善に過ぎません。
それでは、漢方治療はどうなのか。
それを説明していきましょう。
うつは大きく2つのタイプで診ていきます。
一つはイライラタイプです。
考えごとをして、イライラしたり、カンシャクを起こしたり、周りに当たったり…
このタイプはまだ内臓に力があるので、割りと短期間で漢方薬が効果を発揮します。
もう一つは、心配性、不安タイプ。
小さなことが気になって仕方がない、落ち着かない、かなしいことや辛いことが心からへばり付いてはなれない…
このタイプは内臓に元々力がないか、弱っています。体液や血液を補う漢方薬を中心にじっくり体質改善していきます。
このように、うつ病にきく漢方薬もたくさんあります。
東洋医学では、うつ証と言って、昔から多くの生薬が用いられてきているのですね。
ご来局の際は、あなたにぴったりの薬をオーダーメードでお作りします。
ネットで買うなら…
イライラタイプなら
煎じ薬はこちら 粉薬はこちら 錠剤はこちら
心配性・不安たいぷなら
煎じ薬はこちら 粉薬はこちら 錠剤はこちら
|
|
写真はイライラタイプによく使われる生薬“サイコ”
|