健康食品について

  • 2016年12月10日

今回は健康食品についてのお話です。

 みなさんは具合が悪くなったとき、どうやって体調管理をしますか?
 よっぽど緊急のときは病院へ行くのでしょう。

 ですが、そこまでではないけれど、何か調子が悪いとか、血液検査の数値結果を改善したいとか、日々の健康管理にとか、様々な理由で健康食品やサプリメントなどを利用する人は多いですね。

 最近では特定機能食品などと言われる飲み物が市場を出回っています。
 店頭やテレビのCMでよく見かけます。
 単なる緑茶やウーロン茶の濃いものなんですけれどもね…(笑)

 こういった特定機能食品とか、健康食品は本当に効果があるのでしょうか?
 その答えを言う前に、考えてほしいことがあります。

 ところでみなさんは“原因と結果の法則”って聞いたことがありますか?
 読んで字のごとく、原因があるから結果があるということです。

 つまり、種を蒔けば芽が出ます。種を蒔かなければ芽は出ないということです。
 具合が悪い、調子が悪いのはなぜでしょうか。
 そこには必ず具合が悪くなった原因があるということです。

 健康食品や特定機能食品はその原因をなかったことにしてくれるわけではないのです。

 これらの物がまったく効果がないとは言いません。
 ですが、その前にもっとやるべき大切なことがあるということです。
 これは漢方薬についても同じことが言えます。

 自分の部屋がとても散らかっていてゴミだらけだとします。
 異臭もはなつぐらい汚れきっています。
 そこにきれいな薔薇の花束を飾ってみました。

 いかがでしょうか?

 高価な健康食品を飲む前に、やるべき大切なことをもう一度考えてみましょう。

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