よくある質問
どれくらいで効果がでるか
- 漢方薬を飲んで、どれくらいで効果がでるのですか?
- その人の病気や症状によりますが一般的には、飲み始めて2週間くらいで何かしらの症状の変化が期待できます。
風邪や咳、腹痛など、急性のものは飲んですぐ効くものもあります。
反対に、皮膚病、精神疾患、肥満など、体質を改善する必要があるものは、時間がかかります。
服用期間の目安
- ずっと服用を続けなければならないのですか?
- 症状が治まれば、服用を中止して構いません。
よく1年2年飲んでも何にも変わらないという人がいますが、それは薬が合っていない証拠です。
一般的には2週間くらい飲めば、体に何かしらの変化が現れるはずです。少なくとも1カ月飲んでも、何も変化がないのならば、その薬は合っていないと言えると思います。
副作用について
- 副作用はあるの?
- 漢方薬は安全というイメージが強いですが、副作用が全くないわけではありません。
ですが、その副作用も西洋の薬に比べれば、大きなものはなく、命にかかわるようなものはほとんどないと言えます。
ただし、それはその人の体質に合ったものを服用していることが前提です。たとえば、体力が乏しい人に、排毒性の強い漢方薬を使うと、体力が消耗し、危険な場合もあります。
患者さんの体質を何も考えずに、病名だけで漢方薬を選ぶと、このようなケースが出てくるわけです。実際に患者の体質を見ずに、肝炎という病名だけで、小柴胡湯という漢方薬が処方され、死亡した例がありますが、まさにこのケースと言えます。
病院の薬との併用について
- 病院で出された薬をたくさん飲んでいるのでけれど、漢方薬と併用して大丈夫ですか?
- 結論から言うと、問題ありません。
西洋の薬は勝手に服用を中止すると、危険なものもあるので、分からない場合は、自分で判断せずにお電話でご相談下さい。
妊婦や授乳中の方
- 妊婦さんや授乳中でも飲めるものってあるのですか?
- ございます。一部のものを除いて、妊娠中に飲める漢方薬は多くあります。ぜひご相談ください。
完治するのか
- 絶対治りますか?
- 治りません。世の中絶対はありません。
病気を治すのはあくまで患者さん自身の治癒力によるものです。
漢方薬はその治癒力を高める手助けにはなりますが、患者さん自身で病気を克服するという姿勢が何よりも大切になります。
他力本願ではなく、東洋医学(漢方薬)を利用して、病気を克服するという自身の姿勢が必要不可欠です。そういう前向きな方は、喜んで病気の回復の手助けをしていきたいと思っています。
治療が終わるまでの期間
- 治療にかかるおよその時間を教えて下さい。
- 難しい質問です。
あくまでその人の状態や症状によるのですが、病名と治療にかかるおよその期間に関してはお気軽にお問合せくださいませ。効果の出始め~全治のおよその期間をお伝えさせて頂きます。